建艦日報

艦船模型ブログのはずが徐々に方向性が不明なことに・・・、 混沌なるカオスへようこそ。

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瑞鶴 塗装「対潜迷彩」


最初のうち、対潜迷彩の考証は、あんまり苦労せずに済むだろうと思っていました。

それほど複雑な形状でもないし、手持ちの資料の中に数種の塗装図があるので、
塗り分け範囲に多少解釈の誤差はあれど、微調整して塗り分けすればいいと思ってたんです。

いや、甘かったです。
いざ各種の塗装図と実艦の写真を比較し始めると、なんだかどれも違和感を感じてしまう…。

まあ最後の拠り所として、フジミ新キットの塗装図に従えば問題ないだろうと、ネットで画像検索してみたんですが……、これもまた何か違う感漂う代物。
zuikaku256.jpg



どうもフジミ瑞鶴の塗装図は、あくまで無難にまとめました程度のもので、こだわる人は自分でリサーチしてくださいってことなんでしょうたぶん。

ということで、改めて実艦写真を注意深く検証することになりました。
検証といってもそんなに大仰なものではないのですが…。




既存の塗装図から感じる違和感を、フジミ新キットの塗装図を使わせていただいて説明しようと思います。
(たしか現時点で最新の塗装図だと思った。という理由からなので、批判的な意味合いはありませんので、フジミ様、ご容赦下さい)

実艦写真
zuikaku215.jpg

フジミ1/700瑞鶴の説明書
番号で示したのは疑問点です。
zuikaku257.jpg

写真と比較して違和感を感じた場所。
①位置が高すぎるように思えます。
②実艦の写真では一直線ではなく、途中が凸になっているように見えます。
③幅が狭いと感じます。
④位置が低すぎます。

大まかにこのような違和感があります。
…あるんですが、肝心の実艦写真が不鮮明で、塗り分け位置をどのように決めるのかが悩みどころです。

で、塗り分け位置特定にちょっと強引な方法を使います。

プラモの瑞鶴を実艦写真とほぼ同角度で撮影し、合成します。
撮影の際、パースがつかないようになるべく遠距離から撮るのがポイント。

グラフィックソフトで多重合成
zuikaku258.jpg

さらに消しゴムツールで迷彩部分だけを残して消します。
zuikaku259.jpg

これである程度、不鮮明な部分に何が写っているのか、推測しやすくなります。

まぁピッタリ合うわけはないので、あくまで参考程度ですが、だいぶマシになりました。
これらの画像を比較しながら、最大公約数的な落としどころを決めてマスキングします。

そして、これが塗り分け完了したものです。
shimakaze082.jpg

上では書かなかったのですが、中央の凸部分は垂直にしませんでした。
これは写真から判断した自己解釈ですが、一応の根拠はあります。

米海軍調査資料の基本塗装図です。
zuikaku262.jpg

凸部分は直角ではなく、斜めになっています。
実艦がこの基本塗装図に従って塗られたのであれば、おそらく縦のラインは垂直には塗られていなかったのではないかと思います。

右舷側、こちらは完全に想像の産物です。
左舷側を参考に、無難にまとめました。
zuikaku261.jpg

斜め前から見るとこんな感じに
zuikaku263.jpg





  1. 2014/03/30(日) 12:20:24|
  2. 瑞鶴 (最終時)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

初めまして。

この迷彩はすごい!塗装もさる事ながら、ここに行く着くまでの考証には脱帽です。
  1. 2015/10/19(月) 13:55:50 |
  2. URL |
  3. てつ #46Pl54Fg
  4. [ 編集]

てつ様、初めまして
コメントありがとうございます。

まぁ何とか自分なりに納得できるものにはなりました。
できればもっと鮮明な写真が残ってればと思いますよねえ
  1. 2015/10/19(月) 21:56:55 |
  2. URL |
  3. 鈴林勝平 #-
  4. [ 編集]

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