建艦日報

艦船模型ブログのはずが徐々に方向性が不明なことに・・・、 混沌なるカオスへようこそ。

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瑞鶴 飛行甲板の製作(9)

再現しようかしまいか、迷っていたことの一つに、飛行甲板周辺の雨樋があります。
私の知る限り、1999年のMG誌に載った瑞鶴の作例で、大木清太郎氏が再現したのが初めてだったと思います。

実艦写真でもこのように確認できます。作業員が手を乗せていますねえ。
この雨樋、全体から見てどれくらいの大きさかと言いますと・・・。
zuikaku234a.jpg

写真をもう少し引いてみましょう。
zuikaku235a.jpg
            Σ( ゚Д゚) 細っ!

正直、こんなもの省略してもいいような気がしますが、最近は再現するのが流行りのようなので、私も作ろうと思います。

ライオンロア社から出ている雨樋エッチングを使用すれば、簡単に美しく再現できるとは思います。 しかし、使用された作例を見た感じでは、少々オーバースケールな感じがして、個人的に今ひとつ使う気になれません。
1/700というジャンルでオーバースケールがどうのと追求するのもバカバカしいとは思うのですが、いくらなんでも許容範囲というものがあります。
まぁ、その許容範囲というものにも個人差があるわけですから、雨樋エッチングの存在を否定するつもりはありません。

さて、自分としては「できる限り細かく」を目標に作ってみました。
細く切った0.2mmプラ板に、0.3mmプラ棒を等間隔で貼り付けて作ります。
zuikaku236.jpg

あとは適切な長さに切って、飛行甲板の周囲に貼り付けて行きます。
zuikaku237.jpg

出来上がりはこんな感じに、自分にはもうこれで限界です。
塗装でつぶれてしまわないことを、今は祈りましょう。
zuikaku238.jpg


この雨樋、基本的には日本の空母全てに付いていたはずですが、艦によっては溝にフタがかぶせられ、目立たなくなっているものもありますから、かえって取り付けないほうが良い場合もあります。こだわる人は実艦の写真で確認したほうが良いかと思われます。


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  1. 2009/09/30(水) 02:30:53|
  2. 瑞鶴 (最終時)
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瑞鶴 最終時の迷彩について(6)対空迷彩まとめ

ここまでの流れ
「塗料の種類とその成り立ち」
「対潜迷彩」
「対空迷彩諸説」
「陸地偽装説」
「商船偽装説」

追記 対潜迷彩私的結論
塗装「対潜迷彩」

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前回までに資料編を一通り終えていたので、まとめです。
ネイビーヤード誌Vol.10(レイテ沖海戦part2)に掲載された対空迷彩図は、画像解析を駆使したことにより、過去に発表されてきた、どの迷彩図よりも信頼性の高いものになっていると思います。
しかし後部二つの目の字パターンの形状や位置だけは、写真の不鮮明さや周辺資料と比較して考えた場合、自分としては今一つ納得がいきません。
zuikaku231.jpg

前回の記事で触れましたが、自分は「商船偽装説」を支持するものです。その理屈で考えた場合、四番目のダミーハッチだけが他のダミーハッチと角度が違うというのは、やはりおかしいと思わざるをえません。
結論から言ってしまうと、瑞鶴の対空迷彩パターンは、雲龍の迷彩パターンと全く同じなのではないかと私は思います。

Hayataka様の解析した瑞鶴迷彩と、米海軍資料付属の雲龍迷彩図と比較してみると、不鮮明な部分以外は迷彩パターンがほとんど同じであることがわかります。
zuikaku232.jpg
という事は、三・四番ダミーハッチの形状や角度も、雲龍パターンと全く同じであっても不思議はないのではないでしょうか、
はっきりした画像がない以上、結局は推測でしかないのですが、自分としてはこの結論が妥当であると考えます。

※私的想像図(wikimediaから画像をいただいて改造しました)
zuikaku233.jpg
雲龍パターンをそのまま瑞鶴に当てはめただけです。
ただ、「目の字パターンはエレベーター部分を偽装するもの」という決まりごとに従っていないということが、自分でも少々納得しきれていません。
しかし、瑞鶴のエレベーター位置に無理やり目の字を書こうとすると、不自然な位置にダミーハッチが来てしまうため、仕方なしに基本塗装図に従ったのではないかと想像しています。

もっとも自分の場合は「商船偽装説」に基づいた解釈ですから、「陸地偽装説」に基づいて考えた場合、四番の目の字パターンが違う角度になっていたとしても不自然ではありません。
はっきりとした画像が発見されていない以上、最終的にどう処理するのかは、それぞれ製作者の考え方で決めて良いのではないでしょうか。

もしも…の話ですが、そのうち新資料発掘で、飛行甲板後部には想像もつかない何かが描かれていた。なんていう結果になったとしても、それはそれで面白いかなと思います。主に艦の個性という意味で。
しかし、モデラーの一人として身も蓋もない言い方をさせていただくなら「どの説でも構わないから鮮明な画像が欲しい」というのが正直な気持ちです。


【“瑞鶴 最終時の迷彩について(6)対空迷彩まとめ”の続きを読む】
  1. 2009/09/27(日) 23:09:11|
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まとめ

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